


撮影の現場で思い描いたイメージをリアルタイムに確認
撮影現場でLUT情報を反映した状態をリアルタイムにプレビュー。
さらに、カラーバランス、彩度、明るさなどをPC(Win/Mac)から調整し現場でルックをきめ細かく決めることができます。
撮影に使用するデジタルシネマカメラ用に事前に生成した色変換テーブルをIS-miniにインポートして撮影現場に持ち込めば撮影現場のモニタ上において後工程で再現される色に近い精度の撮影カメラプレビューが可能となります。

機種の異なるカメラ、モニタでの正確なビューイング
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メーカーや機種を問わずカメラの色を同一にする為に必要なカラーマネージメント機能IDT(Input Device Transform)の高精度作成システムを独自技術により開発。さらにIS-mini Managerでは各メーカー、各機種に対応したLUTを提供し主な撮影モードをカバーしています。
また、単体利用においてはモニタキャリブレーションやカメラビューイングが可能。マルチカメラにおいては、それぞれのカメラ向けに色調整を独立して行うこともできます。カメラ、モニタそれぞれ各社に対応したキャリブレーションを行うことが可能です。
高精度なモニタキャリブレーション
モニタキャリブレーション機能を搭載し、撮影に用いられるカメラ、表示用のビデオモニタと最終的な出力のプロジェクターなど、異なるメディアのモニタの誤差を補正しながら高い精度での色再現下でのビューイングを実現。モニタを測色計で計測した数値をPCに取り込み、作成した色変換テーブルを記録されたIS-miniを映像出力機とモニタに接続することでモニタのキャリブレーションができます。
またIS-100で使用・生成した色変換テーブルが記録されたIS-miniをポストプロダクションで使用するモニタと映像出力機器に接続すれば撮影現場で監督が意図した色再現がモニタ上で正確に再現されるため、作業の効率化にもつながります。
さらに、イメージ通りに調整されたルックはBlackMagic design社 DaVinci Resolve形式の.cubeファイルを出力することも可能です。
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メーカー:TVLogic
モデル:LQM-171W
条 件:設定なし
測定器:PR-655
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メーカー:TVLogic
モデル:XVM-175W
条 件:カラースペース:ネイティブ
ガンマ:2.4
ホワイトポイント:D65測定器:PR-655
フィルムルックシュミレーション機能
デジタル撮影による映像上で、FUJIFILMのETERNAシリーズをはじめとする15種類の
異なるネガフィルム色調映像を再現。
また「IS-mini Manager」は各メーカーのカメラに対応したLUTを提供。
カメラプロファイル(カメラ30機種)と組み合わせると、なんと2万通り以上の組み合わせの
LUTが利用可能です。
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※「IS-mini Manager」IS-Lut設定画面
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〈フィルムルックシミュレーション機能で
デジタル再現可能な映画撮影用ネガフィルムの一部〉
エクスポート機能
監督のイメージ通りに調整されたルックをグレーディングシステムや合成ソフトなどの機器へ正確に伝えるために必要なLUT(色変換情報)を正しく出力(エクスポート)することができます。
IS-miniでオンセットグレーディングし作成されたLUTデータはBlackmagic Design社のDaVinci Resolve用のLUTとして「IS-mini Manager」で出力することが可能です。
※「IS-100」を使用すると、Da Vinch以外の他社グレーディングソフト
に対応したLUTファイル出力も可能です。
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※「IS-mini Manager」color collection画面