ACES Workflow : Camera Independent versatile workflow
ACES Workflowを採用すると種々のメリットを享受できます。
1.異なるカメラの色を簡単に合わせることができる
が提供するカメラごとのLUTを利用することで、カメラ間の色を簡単に合わせることができます。(完全に一致するわけではなく、多少の誤差は残ります)
2.作成したLOOKを異なるカメラにも適用できる
別のプロジェクトで作成したLOOKをそのまま適用することができます。LOOKの再利用が容易になり、作業効率が向上します。
3.出力の色空間を自由に変更できます。
Rec709で作成したLOOKを、GUIの選択を変更するだけでRec2020のモニタに同じ色で出力する、というような、出力空間の変更が極めて簡単かつ高精度に実現できます。HDRとSDRを同時に色管理を行う場合は、さらに利便性が向上します。
ACES Workflowを採用する方法は極めて簡単です。
1.提供のLUTの中から適切なカメラ、撮影モードをを選択する。(手順はこちら)
2.グレーディングスペースとして、ACES HSLAまたはACES Proxy(1.0)を選択する。(グレーディングスペースの説明はこちら)
以上です。たったこれだけの手順で、ACES Workflowのメリットを享受することができます。