Wave Formグラフ

現在表示中の静止画のヒストグラムを表示することができます。

白い円は、静止画のカーソルの位置の画素値の場所を示しています。

赤いラインは、現在の設定で出力することのできる最大値を示しています。(saturation point)

上の例では、100%付近に赤いラインがあり、白色を飽和させることができることが確認できます。


例えばODTをHDR設定にしても、Rendering targetがRec709になっていると、下記のように、HDR領域が出力できないことがわかります。

(saturation pointが100nits付近となってしまっている)



この時のカラーパイプラインは、

となっており、RenderのターゲットがRec709となってしまっています。

RenderのTargetを4000nitsに変更すると、



となり、3000nits程度まで出力できるようになったことがわかります。

このように、HDRを出力ターゲットとする場合は、波形モニタの確認および、波形モニタのsaturation pointの確認が設定ミス防止に大いに役立ちます。