警告機能

各種警告機能を設定することができます。Waningボタンを押すと下記のメニューが表示されます。現在、警告機能を利用中の場合は、左端のボタンで、警告の表示/非表示を切り替えることができます。

警告を解除するにはNo Waningメニューを選択します。



1. カメラのハイライト警告

PresetLUTでカメラのプロファイルが利用できる場合は、カメラのハイライト警告を利用することができます。カメラの飽和点に近い画素(5digit以内)を緑にラベリングします。ハイライトの飽和を避けたい場合に利用できます。


No Warning

Camera's Highlight Limit Warning


2. Rec709の色域外警告

Rec709の色域外の画素を緑にラベリングします。(境界領域も含みます)

Rec709ターゲットで、飽和してしまっており、正しい色で再現されていない、またはアーチファクトが発生する可能性のある領域を確認できます。

Rec2020ターゲットの場合、Rec709モニタで正しい色で再現されない領域を確認できます。


No Warning

Rec709 outside gamut warning


3. HDR輝度域警告

HDRターゲットの制作において、特定輝度以下に収めたい場合に利用できます。400nitsまたは1000nitsを超える明るさの画素をラベリングして表示することができます。

(正確には400nits, 1000nitsの明るさでなく、RGBいずれかが400nits, 1000nits相当のcode valueを持つ画素をラベリングします)

露出やグレーディングを調整して目標の輝度域内に収める、などの作業に役立ちます。

No Warning(Rendering is targeting to 4000nits)

Above 400nits Warning

(A couple of  fluorescent light were labeled)



4. キャリブレートしたモニタの再現域警告

モニタキャリブレーションを選択している場合に利用可能となります。モニタキャリブレーションにはモニタ色再現域の情報を含むプロファイルが含まれており、その領域を超えた色についてラベリングします。キャリブレートしたモニタで正しく再現できていない画素を確認することができます。